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「推しのいない私」が、推しに出会って“自分らしさ”を見つけた物語。

『 推し 』

みなさまには、推しという存在はいますか?

もし仮に居なくても問題はありません。
しかし、「あっ、これが推しの存在かも」と気づいたら、人生は少しずつ変化するかもしれません。

私も、この本の掲載をきっかけに『推し活』をカミングアウトしました。

ちょっぴり恥ずかしいのですが、この本が伝えたいメッセージの通り「推し」によって人生が変わりました。

本書の言葉を借りるとするなら…

『推し活はいうほど、わるくない。』
むしろ自分をしあわせにしてくれる最高の瞬間だったんだ。彼女を見ていて改めてそう思えたんだ。
引用章:推し活は、1週まわって自分推し!?より

~読後に得られる気づきポイント~
・自分が夢中になる時間がわかる
・没頭できること、それはもう『推し活』
・幸せは意外にもそばにあり、気づかない
・自分らしく生きるために思考を『解放』させる

サラッと読むにはもったいない本でした。
著者の努力や、読者を楽しませようという気持ちが伝わってきます。

目次

推しとの出会いが、人生の霧を晴らす。

本の内容紹介:

kindle電子書籍は『無料サンプル』として試し読みをすることができます。

本書のポイント:推し活は、ただの娯楽じゃない。“自分らしさ”を取り戻す旅。

まずは、何と言っても冒頭の書き出だしに、ものすごく引き込まれました。

のちに明かされる「影と陽」の二人の女性のちょっとしたやり取りから始まります。

「一生につかえる時間てどれくらいだと思う?」

……

「推しのおかげかな」

なんだ、このプロ作家並みの小説の始まり方は!?
と驚いたのが正直な気持ちでした。

俗に言う陰キャと陽キャが心を通わす『瞬間』

時間というのは有限です。この時間をどう使うかは、自分次第です。この時間の使い方で、人生が左右されるなら「楽しみながら輝いていたい」ですよね。

推しのアイドル(ここではあるキャラクター)を推すことで、今まで気付かなかった自分を発見し、驚くような行動を起こすことがあります。

そんな、推し活をもとにした想いの変化を綴っています。

学生時代はスクールカーストというものが幅を利かせます。
しかし、大人になると外見のアクティブさやオラオラ感よりも『自分らしさ』を見てくれる人に惹かれたりします。

飾らない自分を見てくれる
背伸びをしない自分を認めてくれる
重たい本音を打ち明けられる

大人になると、そんな存在を求めるようになるのかもしれません。

二人の女性が、お互いのことを異なる視点で見つめながら、推しをめぐる悩みや葛藤を乗り越えていく物語です。
相手を想いながら、すれ違う様は青春のような甘酸っぱさがありました。

人の心は「見た目」ではわかりません。
だからこそ、心の内を理解してくれる人に惹かれるのかもしれませんね。

そんな、対極にある影と陽の二人の女性が「推し」を接点に交錯するストーリー仕掛けとなっています。

本書のハイライト:推し活は一周まわって『自分推し』

ただし、この本は、単なるほんわか小説にあらず。

はじめは2人の女子を描いたストーリーですが、後半は二人の「推し」に対する想いを読み解いた推し哲学(少し大げさかもしれない)となっています。

哲学というと、すこし堅苦しく「あれダメこれダメ」と思うかもしれません。

しかし、著者が伝えたいのは「推しを通して読者であるあなたの人生に楽しむこと」を推しているのだと感じました。

推しを通して自分が輝き成長していく

「推し」がいない人の心にも寄り添う
推し活に疑問を抱く主人公が、やがて「推し」に出会い人生が変わるまでを描いたリアルな成長物語。

固定観念の解放
「推しはアイドルでなきゃいけない?」という素朴な疑問から始まり、自分らしい“推し活”の形を問い直しています。

表現する勇気の物語
言葉にするのが苦手だった著者が、「推し」を通して感情を解放し、作家として羽ばたくまでのリアルな記録。

二人の視点が交差する構成
志歩とようこの対比が物語に深みを与え、多面的な共感を生む。

小説×リアルな悩み
作者の世界観が、日常と幻想の境界を曖昧にしながらも、核心を突いてくる。

真骨頂は巻末の【解放】編

本書は、おおむね2部制です。

1部:ショートストーリー
2部:解放編(夢に向かって生きる※巻末)

一般的な流れのように、物語が終わりエンドロールとしてサポートへのサンクスが書かれています。
これで終わりと思ったなら、早合点。

著者が伝えたい事、読んで欲しい内容は、きっと巻末に書かれている部分だと感じました。

驚き、エンドロール後の巻末に17%も割いています。
▼こんな感じです。

解放編の内容は、あなたの自己実現・自分らしく生きることをそっと背中を押すようなロードマップになっています。

要約
・思考の棚卸:ブレインダンプ/マインドマップ
・比較とドリームキラーとの向き合い方
・推し=なんでもイイ(食・本・空間・パワースポット)
・夢中になれるだけで幸せと呼べる
・推しを探す行動さえも幸せになる

本書のもくじが面白い

もくじのラインナップが以下のようになっています。



義務じゃないよ、こころから。
作品が好きなだけじゃ、ダメなの?
「好き」と「推し」ってどうちがう?
あとどれくらい・・?
その道を選んだのは・・あなた
生きがいは、突然に。
推し活大団円。
悩みはつきないよ、どこまでも
人生楽なし、苦あり。それもよきかな、この世は楽し。
「推し」について向き合ったら、人生にたどり着いた
推し活は、1周まわって自分推し!?

初っ端からの「影」と「陽」の見出しは、対立構造をイメージし惹きつけられました。

見出しにもありますが、やはり「推しと好き」の境界って曖昧のようです。それにしっかり答えてくれるような内容です。

あと、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」や童謡の「線路はつづくよどこまでも」、水戸黄門の「人生楽ありゃ苦もあるさ」的な調子が良いテンポで、曲名を思い出すような見出しでした。


勝手な想像ですが、ちょいちょい、色んなワードが出てきていてオマージュしているのがクスクスってなりました。

『この世のすべてをそこにおいてきた』

絶対にワンピース好き!!笑
※海賊王、ゴールド・ロジャーの最後の言葉です。きっと、解放というワードも…っと勘ぐってしまう。

財宝という名の自分だけの夢を探す旅に出ろ!!というメッセージが込められています。

本書の【解放】編を読み→思考を棚卸→実践する

きっと、あなたの夢は現実になります。

Amazonレビュー:推し活で、自分を推す力を得た物語

Amazonレビューをまとめてみました。

・推しに出会って変わったというより、自分を知ったという感覚

・推し活というテーマの枠を超えた「人生の物語」

・表現の難しさと向き合う姿勢への共感

・自己表現、自己発見のプロセスに心を打たれる

・推しがいる、いないに関わらず、読者を肯定してくれる内容

私の中では、やはり巻末のインパクトは大きかった。
この本を手に取ったなら、最後まで読んで欲しく思います。

夢があるけど行動に移せない人、何かをしたいけどモヤモヤしている人の背中をそっと押してくれるはずです。

『自分の殻』を破れないでいる人におすすめ!!

「推し活」に少しモヤモヤを感じている方
 「みんな推しがいるのに、自分だけいない」と感じている方。

何かに夢中になりたいけど、何に惹かれていいかわからない方
人生の転機や変化を求めている方。

言葉にするのが苦手、自分の気持ちがうまく伝えられない方
 気持ちを表現するのが苦手で、伝えられずに悩んでいる方。

推しがいないことで疎外感を感じている方
“推しはこういうもの” “人生はこうでなきゃ”といった枠に疲れている方。

創作をしてみたいけど、一歩踏み出せない方
文章を書くことや発信に興味はあるが、苦手意識が強い方。

「何かを好きになる力」を信じてみたい方
 自分の人生を振り返り、新しい一歩を踏み出したい方。

kindle電子書籍は『無料サンプル』として試し読みをすることができます。

著者から読者へひとこと

もう一人の主人公志保、曰くようこさんは「ひまわりのような満開な笑顔がぴったりの人」って感じ!!らしい。

著者のようこさんもギラギラ輝く太陽から、推し活を通して「ひまわりのように柔らかい人」になったのだと感じました。

その理由は読者だけのヒミツ!!

著者ようこさんから一言

「推し」が市民権を得たのはいつからだろう。
世の中は推しがいて当たり前。そんな風潮に、ようこはうんざりしていた。

ある日。職場の同期であり友人の志歩に「推しっている?」と聞かれ、苦笑いするしかなかった。このままでは友情に亀裂が入ってしまうかもしれない…。

そんな不安を抱えながら自問自答を繰り返すようこ。
さらに専門学校時代の友人にすすめられたアニメをきっかけに、少しずつ「推し」への印象が変わっていく。

「好き」と「推し」はどう違うのか。

推しに出会って変化していく二人の心情を、それぞれの視点から描いた物語です。

人生に正解はないけれど、 これまででいちばん自分と向き合い、見つけ出した答えが本書です。

・世間の「推しワールド」やファンとの関係でもやもやしている
・推しのことで友人との関係がギクシャクをしている
・「人生に推しは必要なの?」と問いかけても答えが出ない

そんなあなたへ。
この物語が、少しでも新しい一歩を踏み出すきっかけになれたら幸いです。

著者ページ:

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著者や書籍への印象(運営側から)

最後にサイト運営者からひとこと。

ひで汰
もう、書き切りましたので言うことはありません!!笑
私もこの本を全力で推せたと思います😊

ぜひ、手に取って欲しい一冊です。

kindle電子書籍は『無料サンプル』として試し読みをすることができます。

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