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神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(上): アレクサンドル・デュマ・フィス『Tristan le Roux/赤髪のトリスタン』より

目次

伝説と悪意が交差する、戦乱と裏切りの中世ファンタジー!

ジャンヌ・ダルクと謎めいた従者トリスタン──聖女と悪魔の邂逅が、百年戦争の闇に火を灯す。

本書は、デュマ・フィスの未邦訳小説『赤髪のトリスタン』を翻訳・翻案し、カルナックの伝承と陰謀渦巻く中世フランスを舞台に描かれる歴史ファンタジー。

運命はどちらに微笑む?


若き城主オリヴィエとともに戦地へ赴くトリスタンには、秘密の血と復讐の炎が宿っていた──。
ジャンヌを破滅へ導こうとする悪霊との契約。聖と邪、忠義と野望、運命が交錯する壮大な物語が今、幕を開ける。

下巻もあります▼
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本書のポイント

未邦訳の名作を翻訳・翻案
 アレクサンドル・デュマ・フィスによる幻の小説を、現代日本語で新たに蘇らせた歴史ロマン。

ジャンヌ・ダルクと“もう一人の主役”
 聖なる使命を背負うジャンヌと、出生の秘密を持つ従者トリスタンの対比がドラマを深める。

中世フランス×ダークファンタジー
 カルナックの遺跡・悪霊の封印・魔術的契約など、歴史と幻想が融合する世界観。

正義と野望の衝突
 忠義を尽くす者と、神を裏切る者。交錯する運命が読み手の心を揺さぶる。

章立てのハイライト(上巻)

第一章|カルナックの善良な伯爵
 若き城主オリヴィエと従者トリスタンの出会い、そして運命の転機。

第二章|ラヴァルの邪悪な伯爵
 ジル・ド・レ伯爵の登場。邪悪な力と密約が影を落とす。

第三章|悪霊と聖女
 ジャンヌ・ダルクの神秘と、トリスタンの裏切りが交差する。

第四章|シャルル七世
 戦局と王室の政治が動く中、ジャンヌの存在が鍵を握る。

第五章|トリスタン敗北
 トリスタンの思惑が崩れ始める――物語は次巻へ。

こんな方におすすめ!

ジャンヌ・ダルクの“新しい物語”に触れたい方
 歴史の教科書とは一味違う、文学的かつ神秘的なジャンヌ像を味わえます。

ファンタジー×歴史ロマンが好きな方
 中世ヨーロッパの雰囲気と、悪霊や契約といったダークファンタジー要素が融合。

デュマ一族の文学やフランス史に興味のある方
 『椿姫』の作者として知られるフィスの筆致を、貴重な邦訳で堪能できます。

中世伝承やオカルト、宗教的テーマに惹かれる方
 カルナックの遺跡、悪霊サラセン、聖女ジャンヌなど、象徴的なモチーフが満載。

著者から読者へひとこと

神に選ばれし聖女、悪魔に魅入られた従者──

運命はどちらに微笑む?

著者しんの(C.Clarté)さんから一言

中国在住のフォロワーさんから、私好みのシャルル七世(推し)が登場すると教えてもらったのが、本書の原著になるアレクサンドル・デュマ・フィス著『Tristan le Roux(トリスタン・ル・ルー/赤髪のトリスタン)』 原著を知った当時、日本では検索結果0(ゼロ)! 商業出版がないばかりかまったく知られていない名著と知り、自分が読むためにセルフ翻訳(私訳)したのがきっかけです。


Kindle本は、内容をあらためて再構築。
ストーリーのおおまかな流れと結末は原作通りですが、現代日本人から見た「読みやすさ」を重視して意訳したり、注釈と補足を付け足したり、エピソードの前後を入れ替えるなど、加筆している部分があります。

著者ページhttps://osinokin.com/shinnoc-clarte/

神がかる著者

最後にサイト運営者からひとこと。

ひで汰

本書は、私が一番にオススメする本です。

著者は出版前からの仲なのですが「異彩を放つ孤高の作家」という感じでした。
本書も翻訳といっても、著者の魅力から溢れた文章は原作ストーリーを支える根幹になっていることがわかります。
まさに『神は細部に宿る』という言葉を思い起こしました。

下巻では、良書特有の巻末に近づくほど「終わって欲しくない」という想いが湧いてきます。
手に取って、ぜひ実際に味わってほしい一冊です。

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