書籍を紹介する前にジャーナリングの効能に救われた私の経験を紹介させていただきます。
・見えない想いをアウトプットする
・やることリストを作る
・自分に宣言する
書き出すことはすごく大切だと感じています。
長年取り組んでいた副業が、個人事業主に成長した立役者としてジャーナリングがありました。
当時の私が働いていた部署はブラックでした。
表向きはノー残業。だから残業の指示はしていない、「私たちは健全なホワイト企業」です。
外向きにはホワイト企業へ急転換したものの、内部の業務は変わらず。
実態は1日で終わるような業務量ではありませんでした。
どうして、報告しないの?どうして業務改善を考えないの?
すでに人員的にも物理的に限界を超えていました。トイレに行く時間さえ惜しいから水も飲まないという状況です。それを打開するためのホウレンソウとおっしゃる方もいるかもしれません。
知らず存ぜぬ「自己責任」という名のサービス残業。
…
まさに忙殺。
朝、5時に出勤し夜の22時に帰宅する。
そんな日が続きました。過労死のラインである月100時間残業に達しました。
気づけば1日が終わっている。
気づけば3カ月が過ぎている。
二人目の子どもが産まれて1歳を迎えたある日、私の中で何かがこと切れました。
働く意味ってなに?
生きるって、死ぬまでこき使われて仕事をすることだろうか?
このまま子どもの成長を見守ることなく大きくなっていくのだろうか?
帰る車の中で、自問自答する日が多くなりました。
心はボロ雑巾に変わり果てているにも関わらず、「モラハラ」と「威圧」で上司からまくし立てられました。
持ち前のスポ根精神で「絶対に脱サラしてやる!!」っと思ったのがことの経緯です。本記事の最後に「ホワイト企業に捨てられた社畜の末路」にSNSで掲載しています。
このときに取り組んだのがジャーナリングです。本当に救われました。
たぶん、していなかったらメンタル崩壊していたかもしれません(笑)
未来の自分に近づくための宣言
想いを吐き出し心を浄化
今回、紹介する著者も“忙しい日々の中で、自分のことがわからなくなった”そうです。
本書の見どころは「誰もができるノート術」を共有していることです。
はじめは、数行。
自分の想いを、吐き出す。
そんな些細な取り組みからでも大丈夫。
著者も述べていますが、ジャーナリングは人生が変わるワークショップです。
頑張らなくていい。続けられなくてもいい。
とりあえず書いてみることから、すべては始まります。
本書では、仕事モード、プライベートと分けて紹介している点もわかりやすいポイントです。
凡人リーマンの“ゆるノート”|1日1ページで心が整う
本の内容紹介
kindle電子書籍は『無料サンプル』として試し読みをすることができます。
本書のポイント:ライフハック/メンタルハック
肩に力を入れず、ノートを開いて自分の気持ちをそっと書くだけでいい。
本書は“1日1ページ”という軽やかな習慣で、心のモヤモヤをそっと晴らす方法を教えてくれます。
筆者であるもりひろさんは「三日坊主の僕でも続けられた」からこそ、あなたにもできると伝えたいのです。
「がんばらない」ノート習慣で、心のモヤモヤを解消できる。
1日1ページ・朝昼夜にゆるく書くだけで、頭と心が整う。
完璧主義を捨て、「白紙の日があってもいい」という安心感。
実際のフォーマット例があるので、すぐに実践可能。
自己肯定感を少しずつ育てる“凡人のための現実的メソッド”。
特典もありますよ!!
・すぐに実践できるワークシート
・継続するための7つのコツ
・デイリーテーマ
・PDFデータ
章立てハイライト
第1章:がんばらない人ほどノートが効く理由
第2章:シンプルに1日1ページ見開き
第3章:2行で見えなかった心にフォーカスできる
第4章:感謝の習慣で世界の見方が変わる
第5章:理想の自分を明確にして近づいてみる
第6章〜7章:仕事は細分化、プライベートは雑記帳スタイル
第10章〜11章:夜の振り返りと「明日を書く」安心習慣
スピンオフ連載:7日間の実践ワーク
noteでは、Kindle本には書ききれなかった7日間分のワークをスピンオフ連載で掘り下げています。心の整理術の“具体的な動き”を記載されていますので、興味がありましたらあわせて読んでみてください。
Day1:「今の気持ちを2行だけ書く」– 自分と“朝の気持ち”に仲直り
Day2:「感謝していることを3つ」– 日常の些細な幸せをすくい上げる視点を養う
Day3:「今日のやりたいこと(ToDo)」– 頭の中を空っぽにする書き出し
Day4:「できたことに○を」– 自分をねぎらい、静かに認める習慣
Day5:「なんでもメモ」– 心に残る引っかかりを書き出し、ノイズを吐き出す
Day6:「よかったこと3つ」– 小さな幸福に意識を向けるエクササイズ
Day7:「明日のことを書く」– 不安はノートに預け、安心して眠るためのルーティン
このデイリーステップが、道案内をされるように優しく少しずつ心はデトックスされていきます。
こちらからもりひろさんのnote
こんな方におすすめ!

日ごろから「思考が散らかっている人」や「思いわずらいが多い人」にはお勧めします。
私も、思考が散らかりやすいため、可視化するために書き出してまとめることが多くあります。
思考が渋滞しています。
だからこそ、紙に一度ぜんぶ出してしまう。
「今日はこれをやればいいんだ」と整理する。
それだけで、頭の中にスペースが生まれます。
引用:第6章 今日のTODOで頭の中を整理する
やることを書き出すと『忘れちゃダメ!!思い出さなきゃ!!』という焦りと不安がなくなり、少し心にもゆとりができます。
脳の処理への負担も少し軽くなる気がします。
オススメしたい読者
その他にも以下のような人にお勧めします。

仕事や家庭で日々の忙しさに流され、自分を見失いがちな人
完璧主義でノート術や手帳術が続かなかった人
三日坊主でも「ちょっとだけ」から始めたい人
不安やモヤモヤを整理して、心を軽くしたい人
成果や効率ではなく、心の安定を求める人
kindle電子書籍は『無料サンプル』として試し読みをすることができます。
Amazonレビューのまとめ:作家も注目する作家
・「朝10分、夜5分」で実践できる“ゆるさ”が心地よいと高評価。
・書く内容が具体的に示されており、すぐ実践できる。
・反省ではなく「改善」のために書く前向きな姿勢に共感。
・男性著者による“心を軽くするノート術”は新鮮で、性別問わず役立つ。
・「凡人のための方法論」という点が読者の安心感につながっている。
レビュアーには以前、FIREの書籍で紹介させていただいたみりーほさんと、さいとうさんがいらっしゃいました。
サラリーマンであるもりひろさんがゆる活でFIREを目指しているだけあって、お互いに注目する作家ということかもしれませんね。
とは言うものの、私もしがない作家なのでもりひろさんの書籍に魅力を感じたのだと思います。
著者から読者へひとこと
ふつうの会社員だけど、こんな自分でも「1日1ページノート」を続けられた。そんな想いを綴った書籍でした。
書き出すだけで心が軽く、眠りも深くなります。そんな“奇跡みたいな日常”に背伸びする必要もありません。ただ「ゆるい心の整え方」を伝えたいという思いが伝わってきます。
手順も、フォーマットも、特別なものは何ひとつなし。見開き1ページ、朝と夜合計15分以内。ルールゆるめ、心はピシッと整う。それが著者が伝えたいポイントだと感じます。
もりひろさんから一言

仕事、家事、育児に追われて、気がつけば自分の気持ちは後回し。そんな“凡人サラリーマン”の僕が見つけたのは、1日1ページだけのノート習慣でした。
完璧に書かなくても、白紙の日があっても大丈夫。
この本は、ノートが苦手な人にこそ読んでほしい「心が少しラクになる習慣」のすすめです。
著者ページ:

著者や書籍への印象(運営側から)
最後にサイト運営者からひとこと。

ちょいちょい名言をパロディ化して出しています。
例えば、自己紹介では『もりひろは凡人である』とか『古典の海を泳ぐ』というように「あれ?どっかで聞いたことがある韻」とフックが効いた文章が散りばめられています。
もりひろさんの引き出しの広さにあり、それは長年培ってきた知識の賜物とお察しします。
古典・自己啓発・ライフハック的なテーマを敷居を低くして発信しています。
kindle電子書籍は『無料サンプル』として試し読みをすることができます。
関連する著者の紹介:「FIRE編」
みりーほさんの著書:「ゆるFIRE パーシャルファイヤーカップル」


〇1人だけ働き、1人がFIREする「Partial FIRE」という柔軟な生き方を提案。
〇教育費・老後資金・家計のリアルな見直しと工夫を赤裸々に公開。
〇退職・転職・節約・家族の対話… 理想論ではない、等身大の実体験。
〇読後に手に入る「保険・投資・節約の具体データ」特典付き。
さいとうさんの著書:バリスタFIRE


〇43歳でリストラされた著者が、介護職を経て「バリスタFIRE」という生き方に出会い、自由とお金を得るまでの実体験をもとに執筆。
〇完全リタイアではない、誰でも目指せる「生活費の一部を投資収益で補い、ゆるく働く」FIREモデルを解説。
〇ストーリー仕立てでわかりやすく、実践的なヒントがコラムで補足されている。
『ホワイト企業に捨てられた社畜の末路』
— 星わたりの夜:Kindle作家紹介&集客のお手伝い (@hoshiwatarino) July 7, 2025
副業を始める前の私は『社畜』でした。
月のサービス残業が100時間を超えていました。
ブラック企業が叩かれる、こんな時代です。急なホワイト企業への転換。
ある日、肩を叩かれ「残業が長すぎる」と、罵声の嵐が3時間くらい飛び交いました。… pic.twitter.com/IIgwHBcaji
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